新型コロナワクチン接種後の肩の痛みについて2022.2.16
こんにちは
身体のコンディショニングルームColorer(クロレ)代表の横村です!
最近当院には、新型コロナワクチン接種後の肩の痛みがある方が多く来院されます。
ワクチン接種後の肩の痛みを、SIRVA:シルバ(Shoulder Injury Related to Vaccine Administration)と言います。
症状は、四十肩、五十肩(肩関節周囲炎)のような症状が出現します。具体例で言いますと、じっとしてる時や夜寝ている時に痛みがある。
棚の物・前の物が取れない、洋服の着脱ができない、エプロンが結べない、寝返りが打てない、洗顔・洗髪ができない、つり革が持てないなど、
生活のさまざまな場面で痛みが出ます。
「なぜSIRVA(シルバ)になってしまうのでしょうか?」
肩の筋肉(三角筋)の深い部分にある三角筋下滑液包へ注射が誤注入し、肩に炎症が起きてしまうことが原因と考えられています。
基本的には、通常痛みは2~3日で治りますが、2週間以上続いている場合は、SIRVA(シルバ)の可能性が高くなります。
「肩の痛みの改善策はありますか?」
じっとしてる時や夜寝ている時に痛みがある場合は、肩に炎症を起こしている可能性が高いです。
そのような炎症に対して治療をおこなっている
【オクノクリニック】という医療施設があります。
僕も、約4年間オクノクリニックで勤務させていただき、注射やカテーテルが有効なケースが多いことを実感しています。
オクノクリニックのホームページです↓↓↓
3ヶ月以上続いている場合、じっとしてる時や夜寝ている時に痛みがある場合は、もやもや血管(異常な新生血管)が増加している可能性があります。
安静にしてても良くならない痛みでお悩みの方は、一度ご覧ください。
炎症が改善して来て痛みは良くなったけど、可動域制限が…というお悩みをお持ちの方も多くいらっしゃると思います。
そのようなお悩みの場合、理学療法(リハビリ)などが有効な場合が多いです。
ただし、可動域制限があるからといって、動かさないと硬くなってしまうと思い、無理に動かそうとすると、より痛みが強くなり、余計長引く可能性もあります。
そのため、炎症や肩の状態によっては、良かれと思って行ったことが、
逆に悪化させてしまう事もありますので、お気をつけください。
当院では、肩の状態や生活背景を考慮し、お一人お一人に合った身体の動かし方や肩の可動域改善に向けて、オーダーメイドのコンディショニングを行っています。
肩のことやお身体のことで、ご質問などありましたら、お気軽にご連絡ください。